パリ・ロンドン9日目 完
ついに楽しかった今回の旅行も終わり、帰国の日が来てしまいました。しかし帰国便であるANA NH202便の出発時刻は、現地時間19:35でツアー会社の送迎が来るのも16:30と、まだまだ時間があるので、ホテルをチェックアウトしトランクを預けたあと、最後に残しておいた大英博物館(British Museum)に向かいました。
大英博物館まではホテルから歩いて10分、街並みを目に焼き付けながらゆっくり歩いて行くと古代ギリシャ、パルテノン神殿のような建物が姿を現します。
しかし中に入るとその外観とは裏腹に中庭が近代的なドームで覆われており、取り囲む建物と上手く調和したデザインです。展示ルームには、どうやって中に入れたのか疑問に思うほど巨大な像や彫刻。
そして金銀財宝と呼びたくなるようなものなど、世界中の貴重な所蔵品がこれでもかというほど展示されています。
中でも有名な展示物は、ロゼッタストーンとパルテノン神殿の彫刻群、そしてエジプトのミイラの3つらしいです。世界最大の博物館のひとつである大英博物館は、ルーブルと同じようにあまりに膨大なコレクションのため、すべて一度には見れないので私は興味のあるエジプト、ギリシャ・ローマ、ヨーロッパ、アジアなどを中心に見学して来ました。
この膨大なコレクションの多くは元は個人の収蔵品の寄贈によるものが主で創設時から入場無料。貴重なコレクションをいつでも気軽に見れるという環境は素晴らしいと思います。しかしこの世界各地の歴史的遺産とも言うべきコレクションの中には、当時の大英帝国が国力・権力でもって強引に持ち帰ったものや略奪してきたものも多く、中には大英博物館を「泥棒博物館」と呼ぶ人もいるそうで、そういう背景を知ると少し複雑な気持ちになったります。
大英博物館前に軒を連ねるお土産屋をまわりながら前日のボンド・ストリートと違い比較的に若者のファッションストリートである、ニール・ストリートを目指します。何件かショップをまわり買い物。あるセレクトショップのかっこいい店員さんが、ほしのあきのTシャツを着ていたのが印象的でした(笑)
途中、旅行中に初めて本格的な雨になり、雨宿りのつもりで立ち寄ったフォトグラファーズ・ギャラリー5&8は結構良い写真がありました。そこで感化され女の子をパチリ。
あとは、ヒースロー空港でお土産を買って帰るだけです。今回最後のチューブ、ランカスター・スクエア駅からノーザン線でユーストン駅に戻りホテルで送迎を待ちます。
ところが時間になっても送迎が来ません・・・。予定時間から20分遅れで到着、トランクを積んでホテルを出ましたが今度は大渋滞。ユーストンからだとヒースローまで通常約40分で着くそうですが、車がまったく進まず運転手もかなり焦っているのがありありと見てとれます。結局1時間40分かかりヒースロー空港へ到着したのは、18:30。初めての空港で施設の配置もわからない広いヒースローを走りまくり、搭乗口に辿り着いたのは出発の3分前。当然、お土産など買う時間もなく、最後になってあわただしい出国となりました。運転手は、しきりに渋滞が悪いと言っていましたが、だったら遅れてくるなよ!という話で・・・(笑)頼みますよ!H.I.S.さん。
何はともあれ、また12時間のフライトを経て無事、日本へ帰国しました。今回の旅行でパリ、ロンドンそれぞれの印象は、パリはさすが観光の街らしく観光客に対しみんな親切で、繊細な建造物や街並みは想像通り美しく、食事もとても美味しい。そして何よりパリに住む人達が毎日ゆとりある生活を送っているので、そのパリ時間ともいえるゆったりした時間の流れがとても心地良かった。ロンドンはパリとは違った力強い建造物や赤レンガと緑で調和のとれた街並みが美しい。しかし街を行き交う人々は足早で忙しく、流れる時間もすごく早く感じました。ただしロンドンは、とにかくいろいろなものが楽しく興味深く、物凄く刺激的な街でした。日本で言えばパリが京都で、ロンドンが東京といった感じでしょうか?どちらの街が良い?という質問はナンセンスでそれぞれ違った魅力があり、もし旅行に行く方がいるのなら、私たちのように両方行くことを進めると思います。たった2時間ちょっとで行き来できるのですから。初めてのヨーロッパ短い期間でしたが心に残る楽しい旅行でした。 完
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